お年寄りへの気遣い
 

良い介護施設の選び方

たくさんある有料老人ホームですが、何をポイントにして選べばいいのでしょうか?失敗しない選び方を挙げてみました。

施設の利益より入居者の利益を優先

一つ目の見方として、施設の利益だけではなく入居者の利益をどこまで優先してくれるか、があります。
中でも民間企業が運営している有料老人ホームは、こういった視点で見学していくことが必要不可欠です。 有料老人ホームを探す際は資料請求を行い、同時に見学が可能かどうかの確認も行いましょう。
快く見学を受け入れてくれる有料老人ホームは信頼が置けると思います。

元気になっていく入居者がいるか

いかに入居者の利益を優先しているか、見分ける方法として挙げられるのは、「どれだけ元気になっていく方がいらっしゃるか」という点です。
民間の老人ホームの大事な収益として「介護報酬」があります。この報酬は、入居されている方の介護が重度化して要介護認定が高ければ高いほど報酬も高くなります。
つまり、入居している方へのリハビリサービスを充実させ自立支援をはかった結果、介護が軽度化していくと老人ホームの収益は落ちてしまうのです

信念を貫き通せる人材がそろっているか

病院を退院して入居される方が多く、寝たきりの状態で施設生活をスタートされる方が少なくありません。
それでも何とか自立して生活ができるように、ケアスタッフのみなさんが試行錯誤を繰り返していました。
その結果、オムツが必要なくなり、一人で食堂まで出かけられるようになるなど、元気になっていく方がたくさんいるようです。

こういった老人ホームの利益にマイナスになってしまうサービスは、確固たる信念を持って介護ケアーを行うスタッフがそろっていないと実現できません。
老人ホームのパンフレットや広告、営業マンの営業トークでは「一人ひとりにあった介護」「安心して生活ができる介護力があります」など美辞麗句が並んでいます。
しかし、本当に入居者を最優先にして運営している施設はまだまだ少ないのが実態のようです。数多くある介護施設の中で、何よりも入居者のために動いてくれる介護施設を探していくことが、後悔しない施設選びの基本中の基本なのだと思います。

介護施設の入居契約

老人ホーム選びでもっとも慎重に行なわなければならないのが入居契約です。
一度、入居契約をしてしまうと、高額な入居金が発生してしまいます。入居契約後に「やっぱりこのホームは合わない」などと気づいても、入居金の償却が開始しているため全額返金されるわけではありません。

入居契約書に印鑑を押す前に、最低限のポイントをチェックしておくことが必要不可欠です。ただ、時間をかけて入居契約をすることができないこともあります。
私が支援させていただいている老人ホーム入居希望者様の中にも、「あと数日で病院を出なければならないので、至急ホームを探して欲しい」という方がいらっしゃいます。
このように、様々な事情で入居契約を急がなければならいことも多々あります。急いでいるという弱みに付け込まれて、不利な入居契約をさせられてしまうことも少なくないようです。

入居前の注意点

入居契約時に最低限チェックしていただきたいのは、契約するホームがどこまで責任を持って介護をしてくれるか、という点の確認です。

  • 聞きにくいことかもしれませんが「退居させられてしまうとしたら、どのようなときなのか」という質問をして、ホーム側の明確な返答を求めることが必要です。

    老人ホームは医療機関ではないので、常時医療行為が必要なときには退居する形となりますが、その具体的な状態についても聞き込んでおいてください。
  • こういった点に相互の認識にギャップがあると、入居後のトラブルにつながりかねませんので、どんなに急いでいる状況でもしっかり確認していただきたいと思います。さらに、契約書の文言について入居者側が不利な点がないか不安を感じる、といった場合は行政書士などの法律の専門家に契約内容について客観的な意見をいただくという方法もあります。

    契約の場に同行していただくなどして、より確実な契約をすることができます。
    入居契約は、ホームとの約束事を書面に残すことができる貴重な場です。介護サービスは形のないものなので、面倒ではありますが、納得できるまでホームの説明を聞くことが大切です。

     

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    Last update:2016/6/10

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